【7th GS ウルトラ・シリーズ】イベルタルの考察
アローラ、モニニです!
今回は、僕の一番好きな禁止伝説ポケモンの、イベルタルについての考察記事を書いていきます。
※個人的な考えが多く含まれますが、ご理解頂けると幸いです。
【単体考察】
VGC2016では、火力不足やゼルネアスへの弱さから環境トップクラス級に多いという訳ではありませんでした。
しかし、七世代GSルールでは、ルナアーラやネクロズマといったポケモンの登場や、強力なZ技の登場により、大きく株が上がった印象です。
イベルタルの魅力は、高い素早さや、小回りの効く技と言ったように挙げられます。
最初に高い素早さですが、イベルタルの素早さ種族値は99と、原始グラードン、原始カイオーガの90や、ルナアーラの97を抜く事が出来ます。
次に小回りの効く技ですが、イベルタルは「不意打ち」と言った先制技や、「追い風」と言ったS操作技を習得する事が出来ます。この点により、他の禁止伝説ポケモンと大きく差別化出来るでしょう。
逆に、弱い部分ですが、不利な耐性、火力不足と言ったように挙げられます。
まず、不利な耐性は、カプ系や、ゼルネアスの多い環境という面では誰もが目を瞑れない部分でしょう。この部分はどうする事も出来ないので、構築に入れる取り巻きでどうにかすると言った感じです。
次に、火力不足ですが、特性(ダークオーラ)により悪技の威力は上がりますが、技そのものの威力が低かったり、攻撃、特攻種族値の低さから見られる物だと思います。この部分は、今世代からの新規要素のZ技により一度だけではありますが、解決する事ができると思われます。
次に、物理型、特殊型、両刀型のそれぞれのメリットデメリットをまとめてみます。
物理型
○メリット
⚪︎先制技である不意打ちを最大火力で使う事が可能。
○デメリット
⚪︎威嚇により、攻撃力が下がる。
⚪︎悪技以外の優秀な技が少ない。
特殊型
○メリット
⚪︎安定した打点を持つことが可能。
⚪︎優秀な飛行技を打つことが可能。
○デメリット
⚪︎全体的に火力が控えめ。
⚪︎相手側に、特防を高く育てられている場合が多い。
両刀型
○メリット
⚪︎打ち分けられる事により、安定してダメージを与える事が可能。
○デメリット
⚪︎努力値を振り切る事が難しく、ダメージが乏しい。
と言った物が挙げられます。
どの型を採用するか、メリットデメリットを踏まえて、その構築に合った物を選びましょう。
【構築考察】
イベルタル構築は大きく、二つに分けられると思います。
一つ目は、グライベルのような片方の禁止伝説ポケモンのサポートをしながら立ち回る構築です。
二つ目は、イベルオーガのような他の構築にメタを貼った構築です。
どちらの構築も、天候を操りつつ、イベルタルで火力サポートやS操作をし、相手のポケモンを確実に倒していく構築です。
その取り巻きには、妖耐性のあるメガ枠(クチート、ゲンガー等)や、猫騙し要因(ガオガエン、トゲデマル等)を採用し、相性補完を意識して組む印象です。
【後書き】
仲間大会等では、イベルタルの採用率はトップクラス級に多くはありませんので、これを機にイベルタルというポケモンを使って頂けると幸いです。
まだ来年のWCSルールは、発表されていませんが、GSルールは個人的にはとても楽しみなので、盛り上げて行きましょう!
長々となりましたが、最後までご閲覧頂き、本当にありがとうございました!